レーザー治療
laser treatment

当院の高性能医療用レーザーは、長岡市で初めての導入(新潟県で3台目)で、全国の普及率0.6%(メーカー情報)の希少な治療装置になります。さらに2021年に別なマルチレーザーを導入し、2種類のレーザーの併用療法(新潟県初)が実施可能になりました。
このレーザーと、同じく当院が導入しております優れた除菌水を併用した「光と水の最新治療システム」によって治療効果が増すことが期待できます。
詳しくはご来院の上、ご相談下さい。(基本的に自費治療になります)
レーザーによる虫歯治療
tooth decay treatment
耐酸性の付与とレーザーによる殺菌・細菌の出す毒素の無毒化
細菌が糖を分解した時に出る酸によって、歯の表面が溶けて(脱灰) しまう虫歯や酸蝕症に対して、レーザーを歯に当てると酸に対する 抵抗力が上がり、歯が酸によりダメージを受けにくくなります。
またレーザーの波長などの効果で、殺菌や毒素の無毒化が行なえます。 細い光ファイヴァ―の先から出るレーザーが十分に照射できるだきの スペース確保分だけ歯を削る必要性がありますが、従来の削って虫歯 を除去する方法に比べ、健全な歯を削る量が尐なく済みます。このため、 歯を削る際に歯に生じるクラック(亀裂)も最小限にとどめることが可能 です。


削れば削るほど見えないヒビが入って弱くなり、虫歯になりやすい

神経に近いところをレーザーで強くし、神経を保護し、歯を長持ちさせます
特徴
神経をなるべく残す
保険治療では歯の神経を取らなければならないくらい深く進行している虫歯であっても、歯の神経を尐しでも残すための治療方法が自費治療では存在します。またレーザーを使えばその殺菌効果や組織の活性化効果で、神経を残せる可能性を高くなることが期待できます。
【神経を取る治療】
・ 歯が脆くなり、割れて抜歯になることも
・ 細菌の温床になり、病巣感染源として体へ悪影響を及ぼす
【レーザー治療】
・ 神経の細菌感染による炎症を殺菌と消炎効果で落ち着かせて、神経を残こせる確率を上げることが 期待できる
※神経が死んでしまっていたり、神経全体に炎症が及んでいたり、歯にひびが入ってしまっているなどの場合は、神経を残せないこともあります。
治療後の不快症状の軽減
レーザーを使った虫歯治療後は、しみる ・ 痛むなどの丌快症状が軽くなります。


基本的に麻酔がいらない
レーザーを照射すると「鈍麻」と呼ばれる麻酔に似た痛みを感じにくくなる効果があるため、麻酔注射が必要とならないことが多いです。イメージは足が痺れて感覚が鈍くなる感じです。 ※ どうしても痛む場合は通常の麻酔を致しますが、麻酔薬の悪影響を考慮する必要があります。
レーザーによる歯周病治療
periodontal disease Treatment
通常の歯周病治療
歯と歯肉(歯ぐき)の隙間に器具を入れて手の感覚を頼りに歯石を取り除きます。しかし歯周ポケットがかなり深いと器具が到達できず、歯石が残ってしまったり、炎症が残ってしまうことがあります。
また炎症を起こしている歯肉はそのまま手つかずになりますので、治るのに時間がかかります。

歯周外科治療
歯肉(歯ぐき)を切って開き、はっきり歯石を見て取り除きます。
切った歯肉は縫い合わせて、約1週間後に糸をとります。
利点
・しっかり歯ぐきを開くので歯石が見やすくなりきれいに取り除くことができる
欠点
・外科処置なので、麻酔や鎮痛剤が必要
・縫合糸や歯ぐきの保護材が約1週間付いているので、歯磨きできず不潔
・治療後の腫れや痛みが出ることがある

レーザー治療
レーザーを使うと炎症を起こしている歯肉(歯ぐき)を消し飛ばす(蒸散)ことができ、殺菌や細菌の出す毒素を無毒化します。
さらに歯石を砕いて取りやすくできるので歯周病が治りやすい環境になります。少し傷っぽくなり、歯磨き時にピリピリする感じがあったりしますが、治療当日から歯磨きを行なえますので、清潔な状態を維持できます。
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